2017年度グローバル研修Ⅰ&Ⅱレポート

2017年度グローバル研修Ⅰレポート

廣野 沙織

【研修先】
University of California, Davis(アメリカ)

【研修期間】
2017年3月~6月

【研修報告】
米国のカリフォルニア大学デイビス校にて、3か月間のインターンシップを行いました。この大学はもともと農業専門学校として誕生したことからも、農学や食品科学で有名な大学です。PBTSではレシピレコメンドシステムの開発を行っており、将来的にそのシステムを食生活由来の健康問題を抱える国で応用するための知識や情報を収集することを目的として研修を行いました。そこでは学部生と一緒に食品科学の授業に参加したり、食生活に関するアンケート調査を行った他、アメリカで有名なレシピサイトの日本人創設者とミーティングを行いました。また、食品科学の分野では革新的な手法であるNMR装置を用いた実験を経験することができ、非常に有意義な3か月間でした。英語が母国語の人たちに囲まれることや、慣れない研究室で生活することが大変に思う時も多々ありましたが、この経験を今後の自分の成長につなげていきたいと思います。

廣野 沙織(ライフサイエンス専攻 食品栄養科学コース M2)
PBTS所属チーム:Healthcare

大学広場

大学広場

研究室の先生・学生とランチ

研究室の先生・学生とランチ

2017年度グローバル研修Ⅱレポート

北川 めぐみ

【研修先】
梨花女子大学 (Ewha Womans University)(韓国)

【研修期間】
2017年6月~7月

【研修報告】
 梨花女子大学とアメリカのルース財団の支援によって開催された、アメリカと東アジア諸国の理工系女性大学院生向けのEwha-Luce国際セミナー2017に出席しました。本セミナーは、Expanding Horizons という標語のもとグローバルリーダーを目指す人材にとって不可欠な技能の向上を目的とした、18日間の合宿型セミナーです。私は上の標語の通り視野を広げることと、国際的な理系大学院生同士のネットワークを得ることをねらいとして、セミナーに参加しました。
 研修内容は、グローバルリーダーシップや女性の活躍を推進することなどのテーマごとに講義、ワークショップ、チームプロジェクトなど盛りだくさんで貴重な体験ばかりでした。なかでも参加者にとって最も有意義なプログラムが、一般向けフォーラムでの各自のプレゼンテーションでした。私はPBTSの経験を踏まえて「社会的責任と科学」を主題としましたが、練習段階から他の学生が英語での効果的な伝え方などアドバイスを受け、本番では聴衆の前でも自信を持って話すことができました。フォーラム後は参加者の皆と達成感を共有することができたことが嬉しく思いました。
 そのほかにも、韓国の歴史的な観光地を訪問したり伝統芸能を鑑賞したりして、多様な文化を直感的に知る研修も多くありました。現地でのそのような数々の体験や、同世代の外国人大学院生とのコミュニケーションもたいへん楽しむことができ、セミナー期間中の原動力のひとつでした。今回の研修で得た出会いや経験から学んだ成果を、今後はチーム研究の活発化に役立てていきたいと思います。

北川 めぐみ(理学専攻 数学領域 D1)
PBTS所属チーム:GAP (Green filter for Air Pollutants)

オープンフォーラムでの記念写真

研修中の主要イベントであるオープンフォーラムでの記念写真

チームメンバーと

チームプロジェクト Mission ELIS チームメンバーと

叢 悠悠

【研修先】
Chalmers University of Technology(スウェーデン)

【研修期間】
2017年3月~6月

【研修報告】
 私は、チャルマース工科大学で3ヶ月の研修を行いました。PBTS II では、多くの高校生が難しいと感じている「数学的帰納法」に焦点をあて、帰納法の仕組みをより深く理解できるようなプログラミングの授業を設計していますが、今回の研修では、数学的帰納法のプログラミングにおける応用を学びました。プログラムの中で数学的帰納法を使う際には、① ベースとなるケースは何か、② 帰納法の仮定に必ずもとのデータより小さいデータが使われているか、という2つの点に着目します。これは、高校数学で帰納法を用いた証明を書くときにも重要なポイントとなります。今後、PBTS で設計した授業を高校で実施する予定ですが、その際に、この2つの点を強調しながら、なぜ帰納法による証明が妥当であるかを理解してもらえたらと思っています。
 これまで、グローバル研修で2度アメリカを訪れていますが、今回の滞在先では、「夕方になったら仕事を切り上げる」「晴れた週末は公園で一日中日光浴をする」といった北欧のライフスタイルを体験することができました。大学や宿舎の周辺も、ヨーロッパらしい景観を残しつつ、都市としての利便性を持っていて、とても気持ちよく生活できる環境でした。

叢 悠悠(理学専攻 情報科学領域 D2)
PBTS所属チーム:Education

キャンパス

チャルマース工科大学のキャンパス

Andreas Abel 先生と

Andreas Abel 先生と farewell dinner にて