2018年度グローバル研修Ⅰ&Ⅱレポート

2018年度グローバル研修Ⅰレポート

久保田 美緒

【研修先】
大阪大学(日本)

【研修期間】
2018年3月~6月

【研修報告】
 2018年3月~ 6月の3ヶ月の間、大阪大学素粒子論研究室兼村グループにお世話になった。阪大の素粒子論研究室は兼村グループの他に2つの素粒子論の研究グループで構成されており、研究活動の規模が非常に広い研究室である。期間中はミーティングやセミナーへの参加等の研究室のアクティビティに参加した。また、他グループの学生・教授を含む様々な研究分野の研究者達との交流によって素粒子物理学の見識を深めた。そして研修の結果、現在本研究室の研究者の一人と共同研究を行なっている。
 本研修の目的は、主専攻である素粒子物理学の研究を行いその理解を深めること、及び副専攻における研究である「オリジナルの女性の理系出身者(研究者・社会人)のロールモデル記事の作成、及びそのロールモデル記事の検証」で阪大の女性研究者にインタビューを行うことであった。主専攻の方の目的は果たすことができた。
 
久保田 美緒(理学専攻 物理科学領域 D1)
PBTS所属チーム:Science Education

ゼミの黒板の一部

ゼミの黒板の一部

送別会で貰った色紙

送別会で貰った色紙

送別会にて

送別会にて

任 点

【研修先】
Harvard Medical School Brigham and Women’s Hospital(アメリカ)

【研修期間】
2018年6月~9月

【研修報告】
    The general purpose of this internship project are to learn how to work in a team with members all from other research areas or other industries. To learn engineering research method in the hospital. In specific, the objectives include observing the procedure in the hospital, Learning the data processing and image processing method, these experience can be used in data analysis for gray water irrigation reuse research in future’s PBTS program. The mainly activities includes daily laboratory job helping and observations, hospital observation, industry-academic connection observation and surgery Investigate and social event organizations. In the rest time, my supervisor Dr. Hata took intern students to watch the red sox baseball game. The internship in Brigham and Women’s Hospital not only gave me the experience in research field but also deep inspired me with the research and work attitude. The experience of this three-month-internship will guide me in the later of my life.
 
任 点(ライフサイエンス専攻 人間・環境科学コース M2)
PBTS所属チーム:Water Recycling

Dr. Hata giving daily lecture to intern students

Dr. Hata giving daily lecture to intern students

The retreatment day of summer internship 2018

The retreatment day of summer internship 2018

Pham Thuy Linh

【研修先】
University of Florida(アメリカ)

【研修期間】
2018年8月~11月

【研修報告】
    The core purpose of our Project Based Team Study project in the second stage is expanding the greywater filtration system on larger scale and experience on hydroponic system. Risk assessment for plants with several specific surfactants and also assessing the efficiency of recycling system are concerned the new objectives. The main content of my internship trip is learning how to access the new methodologies and emergent directions of studying on the impacts of chemicals and microbiome on our environment and human health. This topic suits my current duty part in PBTS projects and also brought me to a very new and interesting area of the risk assessment which I would like to do in the next step of PBTS project. I have performed experiments and analyze results related to mitochondrial bioenergetics in live cell and microbial metabolite exposure. I did not only gain a lot of knowledge, I also had a great chance to sharpen my skills in a professional working environment through participating classes as well as conferences and discussing with the supervisors, experts in this field.
 
Pham Thuy Linh(ライフサイエンス専攻 生命科学コース M2)
PBTS所属チーム:Water Recycling

In front of the main gate of University of Florida

With Prof. Martyniuk and lab mate




Experience American Halloween

  

Visit NASA land


2018年度グローバル研修Ⅱレポート

李 冬陽

【研修先】
株式会社ファンケル(日本)

【研修期間】
2018年4月~6月

【研修報告】
    For global training II, in order to learn how to make a functional food product, I went to the research institute of FANCL corporation in Yokohama for three months. I followed the arrangements of the leader of the functionality evaluation group in Health research center. I finished the real time PCR analysis of one experiment and immunohistochemistry in another experiment. Under the guidance of the group members, I made a product proposal. From this internship, I learned how to verify the functional effects of food components by scientific experiment and how to make a product proposal as a researcher. Not only learned many useful skills and knowledge for our PBTS and also got lots of other achievements.

李 冬陽(理学専攻 化学・生物化学領域 D2)
PBTS所属チーム:Anti-Aging

photo1

The presentation for my product proposal

photo2

Farewell party

川口 奈奈美

【研修先】
株式会社 J-ケミカル(日本)

【研修期間】
2018年9月~11月

【研修報告】
 株式会社Jケミカルにて、2ヶ月間のインターンシップに参加しました。
 私の専門分野でもある「レクチン」や「糖鎖」に関連した製品の製造および実験業務を担当したため、これまで大学院で身につけてきた知識や技術も活かして取り組むことができました。一方、ビジネスや社会への貢献という視点で「レクチン」や「糖鎖」に関わることができたのは新鮮で、専門分野でもまだまだ知らないことが沢山あると気付き、基礎研究とは異なるやりがいも感じました。
 また、工場内の研究所で実習を行ったため、製造の現場についても学ぶことができました。安全確保のための取り組みを日々継続している点が印象的であり、工場の内部を見学した際は、実験とのスケールの違いに驚きました。工場の様子をイメージできるようになったことは、「食品工場排水の浄化」をテーマとするPBTSをまとめる上でも役立ちました。
 さらに、今回のインターンシップでは、女性博士として企業で働くことについて考える良い機会にもなりました。ロールモデルとなる方と一緒に仕事をさせて頂いたことや、社会人としてのアドバイスを多くの方が下さったことで、将来のイメージや目標を以前より明確にできたと感じています。

川口 奈奈美(理学専攻 化学・生物化学領域 D3)
PBTS所属チーム:Water Treatment

研究所入り口にて

研究所入り口にて

正門にて

正門にて

高橋 美郷

【研修先】
高エネルギー加速器研究機構(日本)

【研修期間】
2018年2月~8月

【研修報告】
 高エネルギー加速器研究機構の中性子粉末構造解析グループで6ヶ月間の研修を行いました。茨城県東海村にある大強度陽子線加速器施設(J-PARC)で発生させた中性子ビームを用いて構造物性研究を行っているグループです。中性子ビームを用いると、水素などの軽い元素を特定したり、同位体を識別することができます。今回の研修では水素化合物試料を合成し、超高分解能粉末回折装置 (SuperHRPD)を用いて中性子回折実験を行い、解析ソフトz-Rietveldを使用してリートベルト解析し、結晶構造を決定しました。他にもマグネットの立ち上げに携わるなどのビームラインでの作業に参加しました。
 大型実験施設での最先端機器を使っての研究は大変貴重な経験で、視野も知識の幅も広がりました。PBTSでは、現在は、フィルターの構造デザインのために空気中の汚染粒子がフィルターに吸着する流体シミュレーションを行っています。今回の研修で得た知識を今後のPBTSでの活動に活かしたいと思います。
 滞在した研究グループは外国人研究員と留学生が多く、英語でコミュニケーションをとりながら一緒に実験したり、議論したりする機会が多くありました。アグレッシブな雰囲気の中で刺激的な日々を過ごすことができました。
 今回、研修を受け入れてくださった神山先生、温かく指導してくださった高エネルギー加速器機構の皆様、研修のためにご尽力くださったリーディング推進センターの皆様に心より感謝申し上げます。

高橋 美郷(理学専攻 物理科学領域 D2)
PBTS所属チーム:Green Filtering

粉末回折グループの集合写真

Run end partyで粉末回折グループの集合写真

ビームラインで実験している様子

中山 萌絵香

【研修先】
シスメックス株式会社(日本)

【研修期間】
2018年10月~12月

【研修報告】
 私は兵庫県神戸市にあるシスメックス株式会社の中央研究所で三ヶ月間の研修を行いました。シスメックス株式会社は、検体検査に必要な機器・試薬・ソフトウェアの研究開発から生産、販売、サービス&サポートまでを一貫して行う医療機器メーカーです。今回の研修では、新規血栓症診断方法の樹立を目的として、対象物質の測定系を構築する際に用いる標準品の作製手法の検討を行いました。
 研修では、測定機器の操作手法や、測定結果の解析手法の獲得を通して、対象物質の検出や、性質の評価方法について学びました。また、中央研究所の研究員の方々とのディスカッションや研究成果報告会の実施、報告資料の作成など多くのことを経験することができ、企業における研究の進め方について学ぶことが出来ました。PBTS2では葉の表面構造に発想を得て大気汚染の原因となる微小粒子を取り除くフィルターを設計しています。研修で得たこれらの経験をPBTSや主専攻での研究にも活かしていきたいと思います。さらに、社員の方々の研究報告会や関連施設の見学にも参加することが出来、自身が興味を持っていた医療機器分野についての知識を深められたことも大きな収穫でした。終業後には社員の方々とご飯に行ったり、会社の行事に参加させていただいたりと、様々なバックグラウンドや年代の社員の方々とお話しする機会にも恵まれて、今後のキャリアについてじっくりと考える貴重な機会となりました。研修実施にあたり、皆様の温かいご支援とご協力に感謝いたします。ありがとうございました。

中山 萌絵香(理学専攻 化学・生物化学領域 D2)
PBTS所属チーム:Green Filtering

シスメックス株式会社

細胞チームのメンバーの方々と